男子テニスツアーのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は12日、シングルス3回戦が行われ、第13シードの
D・ティエム(オーストリア)が第3シードの
R・フェデラー(スイス)を7-6 (7-2), 6-4のストレートで下し、ベスト8進出を果たした。この結果、第6シードの
錦織圭(日本)が同日の3回戦で第11シードの
R・ガスケ(フランス)に勝利した場合、準々決勝では世界ランク15位のティエムと対戦する。
>>BNLイタリア国際対戦表<<この日、フェデラーから第1セットを先取したティエムは、第2セット序盤でブレークに成功。その後もリードを守り、フェデラーとの対戦成績を1勝1敗とした。
今シーズン好調のティエムはアルゼンチン・オープンで今季初優勝。その後、アビエルト・メキシコ・テルセル男子でハードコート初のタイトルを獲得してキャリア通算5勝目をあげた。
もし錦織とティエムが対戦する場合は2度目で、昨年のゲリー・ウェバー・オープンでは錦織がストレートで勝利している。
錦織は初戦の2回戦で
V・トロイキ(セルビア)に苦戦するも、逆転で勝利して3回戦進出。
一方、ガスケは1回戦で同胞の
J・ベネトー(フランス)、2回戦で地元の
A・セッピ(イタリア)をともにストレートで下して3回戦進出を決めた。
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