男子テニスツアーのBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー(ルーマニア/ブカレスト、 クレー、ATP250)は25日、シングルス決勝が行われ、
F・ベルダスコ(スペイン)が
L・プイユ(フランス)を6-3, 6-2のストレートで下し、2014年のヒューストン大会以来 約2年ぶりのツアー優勝を飾った。
今大会は1回戦で予選勝者のA・セトキック(ボスニア)、2回戦で
R・アルボット(モルドバ)、準々決勝で
R・ハーセ(オランダ)、準決勝で第4シードの
G・ガルシア=ロペス(スペイン)、そして決勝でプイユを下してタイトルを獲得した。ベルダスコがツアーで決勝に進出するのも約2年ぶりだった。
ベルダスコは今週発表の世界ランキングで、前週の86位から51位までジャンプアップさせた。自己最高は2009年に記録した7位。
また、同じ週に行われたバルセロナ・オープン・バンコ・サバデルでは
R・ナダル(スペイン)が
錦織圭(日本)を下し、モンテカルロ・ロレックス・マスターズから2週連続優勝。クレーコートシーズンに入り、スペイン勢が結果を残している。
一方、敗れた22歳のプイユはツアー初の決勝進出も、優勝まであと一歩届かなかった。25日発表の世界ランキングでは、前週の72位から16上げて56位に浮上した。
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