男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー、ATP500)は22日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が第12シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)を6-2, 7-6 (7-1)のストレートで下し、昨年の3回戦での敗戦のリベンジを果たし4強入りを決めた。
>>バルセロナ・オープン対戦表<<昨年の同大会3回戦でナダルをストレートで下したフォニュイーニは、全米オープンの3回戦でもナダルをフルセットで下していた。
第5シードのナダルが言うには、今年違う所は試合中の苦しい場面で自信を持ち続ける能力が向上した点だと語っていた。
「もし去年そんな状況に陥ったら、ドラマにはならずイライラしてしまっただけだったかもしれない。今日も第2セットで3ー0に出来なかった事にまだ怒りを感じてしまっている。あの時点で、その後何が起きてもおかしくはないとは感じていた。」とナダルは、去年との違いを語っていた。
ナダルは第2セットでゲームカウント2ー0とリードしたが、フォニュイーニは右肩の違和感を訴え、ポイント間に2回もドクターを要求し治療を受けていた。しかし、そこからフォニュイーニのプレーの質が向上し、タイブレークに持ち込まれてしまった。
そのタイブレークを制したナダルは、2013年の今大会で8度目の優勝を飾って以来となる準決勝進出を決めた。準決勝では
A・クズネツォフ(ロシア)を6-3, 6-1のストレートで下した第10シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。
(STATS - AP)
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