男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/ バルセロナ、クレー、ATP500)で大会史上3人目の3連覇を狙う第2シードの
錦織圭が18日に自身のブログを更新し、第1シードの
R・ナダル(スペイン)と「また対決できるように頑張りたいですね。」と意気込んだ。
>>バルセロナ・オープン対戦表<<「数日前からバルセロナに到着して毎日いい練習ができています。会場のクレーコートは滑りやすくプレーしやすいです。」と錦織は、今季初のクレーでの戦いに向けて手応えを感じている。
前週のモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で大会4年ぶり9度目のタイトルを獲得すると同時に、マスターズで約2年ぶりの優勝を飾ったナダル。昨年は思うような結果を残せず苦しむも、今回のタイトル獲得で復活を印象付けた。
18日にナダルと現地のイベントでミニテニスをした錦織は「いつかは強いナダルに戻ってくると思ってましたがここで戻ってきましたね。」と綴った。
今大会、ナダルとは反対のボトムハーフ(対戦表の下半分)に位置しており、両者が勝ち進めば決勝戦で対戦する組み合わせとなっている。
今年のBNPパリバ・オープン準々決勝ではナダルにストレートで敗れており、これまでは錦織から1勝8敗。唯一の勝利は昨年のロジャーズ・カップ。
今大会1回戦免除の錦織は、初戦の2回戦では世界ランク102位の
T・デ=バッカー(オランダ)と対戦する。デ=バッカーは1回戦で同123位の
E・ウマー(スウェーデン)をフルセットで破っての勝ち上がり。
上位シード勢が勝ち進んだ場合、3回戦で第13シードの
J・シャーディ(フランス)、準々決勝で第11シードの
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)、準決勝では第4シードの
R・ガスケ(フランス)か第6シードの
B・ペール(フランス)と対戦する組み合わせ。
準々決勝で対戦する可能性があった第5シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)は、初戦の2回戦で姿を消している。
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