男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は24日、シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク107位の
PH・エルベール(フランス)が同58位の
L・ロソル(チェコ共和国)を7-5, 6-4のストレートで下して初戦突破。この結果、第6シードで1回戦免除の
錦織圭は2回戦でエルベールと対戦することが決まった。
>>マイアミ・オープン 全体ドロー表<<エルベールはダブルスで昨年は全豪オープンで準優勝、全米オープンでグランドスラム初優勝などの大きな飛躍を遂げ、ツアー最終戦ATPワールド・ツアーファイナルに初出場を果たした。今月の20日まで行われていたBNPパリバ・オープン男子では
N・マウー(フランス)とペアを組み、今シーズン初のタイトル獲得。
今年はシングルスでも1月の全豪オープンで予選を勝ち上がってグランドスラム自己最高の3回戦進出、2月のチャレンジャー大会で優勝を果たすなどの結果を残し、昨シーズン終了時に167位だった世界ランキングを107位まで浮上させている。
また、昨年12月のIPTL「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」では錦織が所属したジャパン・ウォリアーズで出場。ダブルスでペアを組んだ錦織はエルベールのプレーを絶賛していた。
錦織は過去のマイアミ・オープンで2014年のベスト4進出が最高成績。昨年は準々決勝で
J・イズナー(アメリカ)に敗れてベスト8となっている。
上位シード勢が勝ち上がった場合、3回戦で第27シードの
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)、4回戦で第9シードの
JW・ツォンガ(フランス)、準々決勝で第2シードの
A・マレー(英国)、準決勝で第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)か第5シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する組合せ。
今大会の主なシード勢は、第1シードに
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードにマレー、第3シードに
R・フェデラー(スイス)、第4シードのワウリンカ、第5シードにナダル、第6シードに錦織。
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