男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は22日、シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク163位の
望月慎太郎が同109位の
A・ミュレール(フランス)と対戦したが、7-6 (9-7), 2-0で迎えた第2セット第3ゲームでミュレールが棄権。望月が勝ち上がりを決め、本戦出場に王手をかけた。
>>大坂 なおみ、日比野 菜緒、シフィオンテクらマドリッドOP組合せ<<>>シナー、アルカラス、西岡 良仁、ダニエル 太郎らマドリッドOP組合せ<<2試合に勝利すると24日に開幕する本戦への出場権を手にすることのできるこの予選。
20歳の望月は今季、ツアー予選をメインに出場しており、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では予選2試合に勝利。予選決勝で敗れたもののラッキールーザーとして本戦に出場した。また、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では予選を突破し本戦入りするなど確実にツアー定着に近づいている。
体調不良の影響で、約1ヵ月ぶりの公式戦出場となった望月。この日は互いに2度ずつブレークを取り合いタイブレークに入るもこれをものにしセットを先取。第2セットは先にブレークに成功しリードした時点でミュレールが棄権を申請した。
予選決勝では世界ランク159位のB・ハッサン(ドイツ)と対戦する。ハッサンは1回戦で同127位の
E・ナヴァ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
今大会、日本勢は本戦に世界ランク78位の
西岡良仁と同85位の
ダニエル太郎が出場。それぞれ1回戦で同35位の
F・オジェ アリアシム(カナダ)、同62位の
A・ブキッチ(オーストラリア)と顔を合わせる。
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