男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は25日、シングルス1回戦が行われ、元世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク1028位の
D・ブランチ(アメリカ)を6-1, 6-0のストレートで破り、初戦突破を果たした。
>>【動画】ナダルがマドリッドOP初戦突破!<<>>シナー、アルカラス、ナダル、ダニエル 太郎らマドリッドOP組合せ<<37歳のナダルは今年1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で約1年ぶりにツアーに復帰し8強入りしたものの、同大会で左脚を負傷。
その後、公式戦の欠場が続いていたが、前週プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を利用して過去12度の優勝を誇るバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)にエントリーし、約3ヵ月ぶりにツアーに復帰。1回戦では
F・コボッリ(イタリア)をストレートで下したが、2回戦では
A・デ ミノー(オーストラリア)に屈し敗退した。
今大会、大きな歓声のなか会場に入ってきたナダルは1回戦で16歳のブランチと激突。緊張によりミスを重ねるブランチに対し、冷静にポイントを重ねたナダルはファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得するなどブランチに1度もブレークを許さないプレーを披露する。
リターンゲームでは9度のブレークポイントを握ると、そのうち5度のブレークに成功。1時間4分で年齢21差の対戦に完勝し2回戦へ駒を進めた。
過去5度の優勝を誇るナダルは2回戦で、バルセロナ・オープンでも対戦した第10シードのデ ミノーと顔を合わせる。
同日には世界ランク35位の
F・オジェ アリアシム(カナダ)、同50位の
T・マハーチ(チェコ)、同66位の
M・キツマノビッチ(セルビア)らが初戦突破を決めている。
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