女子テニスツアーのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(カタール/ドバイ、ハード、)は19日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク22位の
S・エラーニ(イタリア)が同21位の
E・スイトリナ(ウクライナ)を6-4, 6-4のストレートで下し、決勝進出を果たした。
この試合、エラーニは2度のブレークを許すも、自身は5度のブレークに成功し、1時間51分で勝利した。
エラーニは1月の全豪オープンで
M・ガスパリョン(ロシア)に敗れ初戦敗退。ガスパリョンに四大大会シングルス初勝利を献上することになった。
決勝では世界ランク47位の
B・ストリツォワ(チェコ共和国)と顔を合わせる。両者の対戦は今回が7度目となり、過去の対戦では5勝1敗でエラーニがリードしている。
今大会、世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)がインフルエンザのため欠場を表明。2回戦で昨年覇者で第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が敗れるなど、シード勢が全滅する波乱の展開となった。
一方、敗れたスイトリナは元世界ランク1位の
J・エナン(ベルギー)をコーチに招き入れて初めての大会でベスト4の好成績を残した。
■関連ニュース■
・昨年覇者敗退 シード勢全滅・ハレプ 雨で中断「良かった」・女王セリーナ 2大会連続欠場