テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会10日目の27日、男子シングルス準々決勝で、第13シードの
M・ラオニチ(カナダ)と第23シードの
G・モンフィス(フランス)、第2シードの
A・マレー(英国)と第8シードの
D・フェレール(スペイン)がベスト4進出をかけて対戦する。
>>全豪オープン対戦表<<センターコートであるロッド・レーバー・アリーナの第3試合では、マレーとフェレールが顔を合わせる。対戦成績はマレーが12勝6敗と勝ち越しており、現在5連勝中。
続くセンターコートの第4試合では、4回戦で第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)を破ったラオニチがモンフィスと対戦する。過去ラオニチはモンフィス2連敗しており、今回が3度目の顔合わせ。
一方、女子シングルスでは第14シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)と第7シードの
A・ケルバー(ドイツ)が準々決勝で激突。これまでアザレンカはケルバーに6連勝している。
アザレンカは今月上旬のブリスベン国際でタイトルを獲得。今大会が始まってからも好調を維持しており、ここまでいずれもストレート勝利している。
もう1つの女子シングルス準々決勝は、今大会快進撃を続ける世界ランキング133位の
Z・シュアイ(中国)と同47位の
J・コンタ(英国)のノーシード選手同士の対決。
シュアイは予選3試合を勝ち抜き、本戦1回戦で第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を破る番狂わせを起こした。その後、2回戦で
A・コルネ(フランス)、3回戦で
V・レプシェンコ(アメリカ)、4回戦で第15シードの
M・キーズ(アメリカ)を破っての勝ち上がりで、今大会最大のダークホース。
一方、コンタは今年が全豪オープン初出場で、第8シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)を1回戦で破ると、2回戦で
S・ゼン(中国)、3回戦で
D・アレルトバ(チェコ共和国)、4回戦で第21シードの
E・マカロバ(ロシア)を下してベスト8入りを果たしている。


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