男子テニスツアーの開幕戦であるカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード)は8日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク5位で第2シードの
R・ナダル(スペイン)は同94位の
I・マルチェンコ(ウクライナ)を6-3, 6-4のストレートで下し、決勝進出を果たした。
ナダルは「今日の勝利には、とても満足している。シーズン最初の大会で今季初の決勝進出は最高のこと。最も大切なのは、コートに立つといつもどんな相手であろうと競争心を忘れず、チャンスを活かそうとする自分自身を感じることなんだ。」と試合へ臨む気持ちを語っていた。
決勝では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチとナダルのこれまでの対戦成績は23勝23敗のイーブン。今回の決勝戦でその均衡が破れることになる。
昨年ナダルはジョコビッチと4度対戦したが、全てストレートで敗れた。最後にナダルがジョコビッチを下したのは2014年の全仏オープンの決勝戦までさかのぼる。
ナダルにとって今回の決勝戦は、ハードコートでの18大会目。前回のハードコートでの決勝進出は、2014年のカタール・エクソンモービル・オープンだった。
これまでナダルは14度のグランドスラムを含め、67大会で優勝を飾っている。
(STATS - AP)
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