男子テニスツアーの開幕戦であるカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード)は8日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を6-3, 7-6 (7-3)のストレートで下し、第2シードの
R・ナダル(スペイン)との決勝戦へ進んだ。ナダルは
I・マルチェンコ(ウクライナ)を6-3, 6-4で下しての勝ち上がり。
ジョコビッチとナダルはこれまで23勝23敗のイーブンとしているが、今回の決勝戦でその均衡が破れる。
ジョコビッチはこれで16大会連続での決勝進出となり、最後に決勝へ進めなかったのは昨年の今大会のことで、その時は準々決勝で敗退していた。
「この功績と特別な結果はとても誇りに思っている。でも、負けることや決勝へ進めなかったらどうなるかなどは考えないようにしている。どんな試合でも、どんな大会でも前向きな気持ちで臨むように努めている。」とジョコビッチは今の気持ちを語っていた。
そして「こうしてシーズン最初の大会で決勝へ進んで、そこで1番のライバルの1人と対戦する。まさにこれは、自分が臨んでいたシーズンのスタートの形。」と加えていた。
(STATS - AP)
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