テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)のUAEラウンド(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード)は16日、シンガポール・スラマーズはインディアン・エーシーズに27-16で勝利した。
>>IPTLとは・・・?<<第5試合の男子シングルスは
A・マレー(英国)から試合途中に
N・キリオス(オーストラリア)へ交代し、同胞の
B・トミック(オーストラリア)を6-1で下し、チームの勝利に貢献した。
試合後、キリオスは「アンディ(マレー)はこの2日間、最高のプレーをしていた。ドバイでの戦いは、彼がメインとなってくれるのは分かっていた。」とUAEラウンドから参戦したマレーについて話した。
続けて「エーシーズばかりに注目されてはならないと思った。決勝へ進むために2位を死守するよう、より一致団結している。とても楽しんでいるし、個人的にはこれからの2日間が待ち遠しい。雰囲気も良く、チームも1つになり、そこにアンディがピッタリきている。」と最終ラウンドであるシンガポールへ向けて意気込みを語っていた。
シンガポールラウンドからはシンガポール・スラマーズに
S・ワウリンカ(スイス)が参戦する予定となっており、チームの戦力も上がる。キリオスは「このチームの目標は1つ。それは勝つこと。シンガポールではワウリンカがメインになるだろう。彼は素晴らしい選手だし、共にしっかりしたプレーが出来るように全力を尽くしたい。」と話した。
キリオスとワウリンカは以前トラブルを起こしている。それは8月のロジャーズ・カップ2回戦のこと。試合中、キリオスがワウリンカに対して侮辱的な発言をし、ワウリンカが激怒。キリオスは男子プロテニス協会のATPから罰金が科された。
試合の対戦結果は以下の通り。
【シンガポール・スラマーズ vs インディアン・エーシーズ 27-16】
1.レジェンドシングルス
C・モヤ(スペイン) 6-0
F・サントロ(フランス)(発熱のため棄権)
2.女子シングルス
B・ベンチッチ(スイス) 3-6
A・ラドワンスカ(ポーランド)3.ミックスダブルス
D・ブラウン(ドイツ)/
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)組 6-5 (7-5)
I・ドディグ(クロアチア)(
R・ボパンナ(インド)に交代)/
S・ミルザ(インド)組
4.男子ダブルス
A・マレー/
M・メロ(ブラジル)組 6-4 I・ドディグ/ B・トミック組
5.男子シングルス
A・マレー(N・キリオスに交代) 6-1 B・トミック
>>IPTL オフィシャル・カードセット発売開始!<<IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
ゲーム獲得率によって順位が決定し、5節を終え獲得ゲーム率が高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
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