テニスの団体戦における大きな楽しみの一つが、ダブルスだ。デビスカップやフェドカップでも、日頃は滅多にお目に掛かれないペアが結成され、観客たちを魅了する。
>>IPTL特集ページ<<それがきら星のごとくスターが集結するIPTLともなれば、レア度およびゴージャス指数も半端ではない。中でも楽しみな顔合わせが見られるのが、ミックスダブルスだ。
例えば昨年は、
M・シャラポワ(ロシア)と
A・マレー(英国)という超大型ペアが誕生。ダブルスの名手
S・ミルザ(インド)と
R・フェデラー(スイス)が、
N・キリオス(オーストラリア)/
D・ハンチュコバ(スロバキア)組と対戦する華やかなカードも実現した。
一般レベルのテニスでは「女性狙いをしないのがマナー」と言われるミックスダブルスだが、プロの世界では男子が女子相手に200キロ以上のサーブを叩き込む、えぐいシーンも珍しくない。もっとも女子選手も、200キロ超えのサーブをリターンウィナーで決めたりするから、あなどれない。
男子が対戦相手の女子選手にどう対応し、いかにパートナーを立てるか?そして女性が、どう男性パートナーを操るか!?組み合わせ次第で無限の化学反応が発生する--これぞ、ミックスダブルスの醍醐味である。
>>「JAPAN WARRIORS」公式サイトはこちら<<【開催概要】
正式名称:Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE
(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)
略称:Coca-Cola IPTL
会場:神戸ワールド記念ホール(兵庫県神戸市中央区港島町 6-12-2)
日程:2015年12月2日(水)・3日(木)・4日(金)
出場選手:
錦織圭、M・シャラポワ、D・ハンチュコバ、
奈良くるみ、
M・サフィン(ロシア)、
L・パエス(インド)(ジャパン・ウォリアーズ所属)のほか、シンガポール・スラマーズ、インディアン・エーシーズ、フィリピン・マーベリックスとUAEロイヤルズの所属選手
[ライター:内田 暁]
プロフィール
内田暁(うちだ・あかつき)
フリーランスライター。ロサンゼルスでの滞在経験をきっかけにフリーに転身し、現地にてテニス、総合格闘技、アメリカンフットボール等の取材・執筆を開始。帰国後はテニス専門誌『スマッシュ』を中心に、スポーツ専門サイト『スポーツナビ』や『スポルティーバ』に、主にテニス関連記事を寄稿している。2006年からテニス四大大会等の取材を始め、錦織圭は、ロサンゼルス在住時の2007年から取材。
著書に、「錦織 圭 リターンゲーム」(学研プラス)。
錦織 圭 リターンゲーム
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