男子テニスツアーの下部大会である慶應チャレンジャー国際テニストーナメント(日本/ 神奈川県、ハード)は18日、シングルス2回戦が行われ、第8シードの
西岡良仁がJ・ジュン(アメリカ)に6-2, 7-5のストレートで勝利し、ベスト8進出を決めた。
この試合、西岡は第1セットの序盤でペースを掴み、3度のブレークに成功してこのセットを先取。しかし、第2セットに入るとジュンの勢いに押されゲームカウント1-3とリードを許す展開に。その後は徐々に調子を取り戻した西岡がトータルで4度ブレークし、挽回に成功して勝利した。
準々決勝では、第4シードの
添田豪と対戦する。添田とは前週の兵庫ノア・チャレンジャー準々決勝で顔を合わせており、その時は西岡が勝利し準決勝へ駒を進めた。
西岡は兵庫ノア・チャレンジャーでベスト4進出を果たすも、準決勝ではJ・ミルマン(オーストラリア)に敗れて決勝進出とはならなかった。対戦したミルマンはその後、決勝で
ダニエル太郎を下して優勝を飾っている。
現在20歳の西岡は、今年の全米オープンでの本戦初勝利以降、初戦敗退が続いたが、ホアヒン・チャレンジャーで全米オープン以来の勝利をあげた。
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