女子テニスツアーのWTA、天津オープン(中国/天津、ハード)は18日シングルス決勝が行われ、第2シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)が世界ランク59位の
D・コビニッチ(モンテネグロ)を6-1, 6-2のストレートで破り、9月の東レ・パン・パシフィック・オープンテニスに続いて今季2度目の優勝、キャリア通算16度目のタイトル獲得となった。
初顔合わせとなった両者の決勝戦、ラドワンスカはファーストサービスが入った時に75パーセント、セカンドサービスでも63パーセントの確率でポイントを獲得し、コビニッチにチャンスを与えなかった。リターンゲームでは5つのブレークに成功して一方的な試合展開となり、わずか58分で優勝を決めた。
ラドワンスカは2012年にはウィンブルドンで決勝進出するなどの活躍を見せ、世界ラングでは2位まで上り詰めた。今年9月には東レ・パン・パシフィック・オープンテニス決勝で
B・ベンチッチ(スイス)を下し、昨年モントリオール大会以来およそ1年ぶりの優勝を飾り、嬉し涙を流した。
一方、準優勝のコビニッチは1回戦から
K・ボンダレンコ(ウクライナ)、
T・ペレイラ(ブラジル)、
Y・デュアン(中国)、
B・ヨバノフスキ(セルビア)を下しての勝ち上がりで、2回戦から準決勝までは3試合連続でフルセットの戦いを強いられていた。
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