女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード)は27日、シングルス決勝が行われ、第8シードで18歳の
B・ベンチッチ(スイス)を6-2, 6-2のストレートで下し、4年ぶり大会2度目のタイトル獲得、さらに今季初優勝を飾った第7シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)が、試合後に涙を浮かべながら優勝した喜びを語った。
>>東レPPO対戦表<<ストレートで勝利を決めた瞬間、観客席へ向かって両手を高く挙げてガッツポーズをしたラドワンスカ。
試合後のオンコート・インタビューでは「本当に2度もこのトーナメントで勝てるとは思っていませんでした。本当に嬉しく、感慨深く思っています。」と喜びを露わにした。
「本当にこの決勝という舞台を迎えるにあたって、非常に感情的にエモーショナルになっていました。ただ、この東京は本当に自分にとって再びスペシャルな場所になりました。」と語った。
また、対戦したベンチッチについては「このシーズンを通して本当にいい選手だと思います。」と称賛。
優勝した喜びから涙を流したラドワンスカは「決勝だったので、気持ちが昂っていました。スコアだけ見たらタフな試合っていうのは分からないかもしれませんが、とても厳しいトーナメントでした。あれは嬉し涙です。」とコメント。
今回優勝したことにより、ラドワンスカは大会後に発表される世界ランキングで8位に返り咲くことが決まった。
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