女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード)は26日、シングルス準決勝が行われ、2011年覇者で第7シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)が
D・チブルコワ(スロバキア)を6-4, 6-1のストレートで下し、4年ぶり大会2度目のタイトル獲得、さらに今季初優勝に王手をかけた。
>>東レPPO対戦表<<両者は今回が9度目の対戦となり、ラドワンスカはチブルコワとの対戦成績を6勝3敗とした。
この試合、第1セットの序盤でリードしたのはラドワンスカだったが、ここから巻き返されてチブルコワに挽回される。しかし、第8ゲームでリターンでプレッシャーをかけたラドワンスカがこのゲームでブレークすると、この勢いのままこのセットを先取。
第2セットでも、左右に揺さぶられる展開を強いられるが粘りを見せ、最後はチブルコワのリターンがネットにかかり、1時間12分で勝利をおさめた。
決勝では第8シードの
B・ベンチッチ(スイス)と対戦する。
世界ランク13位のラドワンスカは、今季まだタイトル獲得には至っておらず、最後に優勝したのは昨年のモントリオール。
今季はAEGON国際女子で決勝進出しているが、その時はベンチッチに敗れて準優勝となっており、今回の決勝はラドワンスカにとってリベンジマッチとなる。
過去同大会では2011年に大会初優勝を飾っており、2012年は準優勝を果たしている。最後に出場した2013年は準々決勝で
A・ケルバー(ドイツ)に敗れて4強を逃した。
一方、敗れたチブルコワは、今大会の準決勝で昨年覇者で第2シードの
A・イバノビッチ(セルビア)をストレートで撃破し、2連覇を阻止して準決勝に駒を進めていた。
■関連ニュース■
・ラドワンスカ 第4シード下す・ラドワンスカ 元2位の力発揮・18歳ベンチッチ 初の決勝へ