女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード)は25日、シングルス準々決勝が行われ、元世界ランク2位で第7シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)が第4シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)を7-5, 6-2のストレートで下してベスト4進出を決めた。
>>東レPPO対戦表<<この試合、第1セットの第12ゲームでセットポイントを掴んだラドワンスカは、ネットにつめるプリスコバへミスを誘う正確な配球でポイントをとりセットカウント1-0とリードする。
この場面でミスを犯したプリスコバは苛立ちからラケットを地面に叩きつけてしまった。
続く第2セットでも終始主導権を握り、プリスコバに1度もブレークチャンスを与えない試合を展開したラドワンスカ。最後はプリスコバのダブルフォルトで幕を閉じ、1時間28分で勝利した。
今回の勝利により、ラドワンスカは対プリスコバ戦を4戦全勝とした。
準決勝では、昨年覇者で第2シードの
A・イバノビッチ(セルビア)と世界ランク48位の
D・チブルコワ(スロバキア)の勝者と対戦する。
世界ランク13位のラドワンスカは、キャリア通算14勝を誇り、2012年には世界ランク2位を記録した実力者。昨年は出場していないが2008年から6年連続で同大会に出場。2011年には優勝を飾っている。
今季は未だタイトルを獲得していないため、2年ぶりの出場となった今大会で今季初、大会2度目の優勝まであと2勝と迫った。
一方、敗れた世界ランク11プリスコバは、今大会2回戦で
奈良くるみ(日本)を下しての勝ち上がりだった。
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