男子テニスツアーのサンクトペテルブルク・オープン(ロシア/サンクトペテルブルク、ハード)は26日、男子シングルス準決勝が行われ、第2シードの
M・ラオニチ(カナダ)が第4シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-2, 7-6 (7-2)のストレートで下し、右足の手術後、初の決勝進出を決めた。
この試合、ラオニチは第1セットでファーストサービスが入った15本中14本をポイントに繋げ、2度のブレークに成功して先取。
続く第2セットでは両者ブレークを許さないサービスゲームを展開するも、このセットだけで16本のサービスエースを決めたラオニチが、1時間28分で勝利をものにした。
今季初のタイトル獲得をかけ、決勝では第7シードの
J・ソウサ(ポルトガル)と対戦する。
世界ランク9位のラオニチは、今年5月に右足の手術を受けたため、全仏オープンを欠場。その後は思い通りの成績を残せておらず、8月のマスターズ2大会では共に初戦敗退を喫した。
今回の決勝進出は術後初で、今年1月のブリスベン以来のこととなった。
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