男子テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は7日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
錦織圭(日本)、第3シードの
M・チリッチ(クロアチア)、第8シードの
J・イズナー(アメリカ)、ノーシードの
S・ジョンソン(アメリカ)がベスト4進出を決めた。
この日、錦織は世界最速のサービス記録保持者である
S・グロス(オーストラリア)に6-4, 6-4のストレートで勝利し、大会初のベスト4進出を決めた。
準決勝では、
A・ズベレフ(ドイツ)を下して4強入りを果たしたチリッチと対戦する。昨年の全米オープン決勝以来となる今回の対決は、通算9度目。錦織はチリッチに5勝3敗と勝ち越しているが、昨年の全米オープン決勝ではストレートで敗れグランドスラム初優勝を逃した。
もし錦織がチリッチに勝利した場合、今季4度目のツアー決勝進出となる。今年はメンフィス・オープンで3連覇、バルセロナ・オープンで2連覇、アビエルト・メキシコ・テルセルで準優勝を飾っている。
また、錦織とは反対側のブロックではイズナーとジョンソンのアメリカ勢2人がベスト4へ駒を進めた。
準々決勝でイズナーは
R・ベランキス(リトアニア)、ジョンソンは第15シードの
J・ソック(アメリカ)にそれぞれ勝利した。
イズナーは先日のアトランタ・オープンで3連覇を達成しており、今大会では2週連続のタイトル獲得を狙う。また、今年のマイアミ・マスターズでは錦織をストレートで破っている。
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