テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準々決勝 ベルギー対カナダ戦は17日、シングルス2試合が行われた。
M・ラオニチ(カナダ)、
V・ポスピシル(カナダ)ら主力選手不在の中、
F・ダンチェビッチ(カナダ)、F・ペリモ(カナダ)が登場。しかし、いずれも敗れてカナダは0勝2敗と追い込まれた。
第1試合目、ダンチェビッチは
S・ダルシス(ベルギー)と対戦。ダンチェビッチは第1セットを先取するも、その後ダルシスに3セット連取され、6-3, 1-6, 5-7, 3-6で敗れてベルギーに1勝を許した。
続く第2試合目、カナダからはペリモ、ベルギーからは
D・ゴファン(ベルギー)が登場。ペリモはトータルで1度のブレークに成功するも、ゴファンに5度のブレークを許して4-6, 4-6, 2-6のストレートで敗れた。この結果、カナダはベルギーに2勝を許してしまった。
カナダは、3月に行われたワールドグループ1回戦でラオニチ、ポスピシルの主力選手を率いて日本戦に挑んだ。日本のエース
錦織圭(日本)にシングルス2試合で敗れるも、他3試合で勝利を飾ったカナダが3-2で今回の準々決勝進出を決めていた。
また、カナダは昨年の同大会1回戦でも日本と対戦しており、その時は日本がカナダに勝利して大会初のベスト8入りの快挙を成し遂げた。その後、日本は準々決勝でチェコに敗れて4強入りとはならなかった。
今回の準々決勝は、ラオニチ、ポスピシルが不在のため、カナダが勝利するには、主軸の勢力無しで残る3試合を全て勝たなければならない。
ベルギー対カナダ戦の組み合わせは以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:S・ダルシス ×-○ F・ダンチェビッチ
・シングルス第2試合:D・ゴファン ×-○ F・ペリモ
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:
R・ベーメルマンス(ベルギー)/
K・コピーヤンス(ベルギー) vs
D・ネスター(カナダ)/
A・シャマディン(カナダ)【大会3日目】
・シングルス第1試合:D・ゴファン vs F・ダンチェビッチ
・シングルス第2試合:S・ダルシス vs F・ペリモ
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