男子テニスの下部大会であるポズナン・オープン(ポーランド/ポズナン、クレー)は14日、シングルス1回戦が行われ、第7シードの
ダニエル太郎(日本)が主催者推薦枠で出場のA・カパス(ポーランド)に6-1, 6-2のストレートで快勝し、チャレンジャー大会3度目のタイトル獲得へ向け好スタートを切った。
この試合、ダニエル太郎は第1セットでのファーストサービスの入った確率が95パーセントと高かった。第2セットでも安定したサービスゲームを展開したダニエル太郎は、カパスに1度もブレークチャンスを与えず、自身は試合を通して4度のブレークに成功し、1時間8分で勝利をおさめた。
2回戦では33歳の
A・ゲム(ブラジル)と対戦する。
22歳のダニエル太郎は、先週行われていたスパーカセン・オープンで4強入り。大会後に発表された世界ランキングでは、自己最高位となる112位を記録し、日本勢男子では
伊藤竜馬(日本)を抜いて世界ランク5位の
錦織圭(日本)、同108位の
添田豪(日本)に次ぎ、徐々にランクを上げてきている。
今年の全仏オープンで、予選を3試合勝ち抜いて本戦入りを決めたダニエル太郎だが、1回戦では元世界ランク7位の
F・ベルダスコ(スペイン)に敗れ、グランドスラム初の勝利とはならなかった。
その後、ウィンブルドンの予選にも出場したが、予選1回戦で
A・ファリャ(コロンビア)に敗れて大会初の本戦出場を逃した。
今季はチャレンジャー大会で2度優勝を飾っており、今回は3勝目を狙う。
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