テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は10日に行われる男子シングルス準決勝で、2007年以来8年ぶりのベスト4進出を決めた第21シードの
R・ガスケ(フランス)と大会2連覇を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が激突する。
『選手使用のオフィシャルタオル』ガスケは今大会の準々決勝で、今年の全仏覇者で第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)を6-4, 4-6, 3-6, 6-4, 11-9の激闘の末に下し、自身3度目の4強入りを決めた。
ボトムハーフからは第2シードの
R・フェデラー(スイス)、第3シードの
A・マレー(英国)が順当に準決勝入りを果たしている中、準決勝の顔ぶれでガスケだけがグランドスラム優勝の経験がない。
「ビッグプレーヤーに肩を並べて準決勝に進出できて誇りに思うよ。」と、コメントしたガスケ。
続けて「フェデラー、ジョコビッチ、マレーと比べたら僕が1番劣っているね。」と冗談に笑みを見せながら謙虚に答え、会見の場を沸かせた。
ガスケとジョコビッチは今回が13度目の対戦。対戦成績はガスケから1勝11敗と大きくジョコビッチにリードを許している。
直近の対戦は今年の全仏オープン4回戦で、その時ガスケはジョコビッチに完敗していた。
その時のことについてガスケは「ジョコビッチとは全仏で対戦したけれど、全く試合をコントロール出来なかった。」と振り返った。
「今回の戦いでは勝てると自分に言い聞かせることが大切だ。まずはメンタルの部分で負けないこと、それが自分のやるべきこと。」と、ジョコビッチ戦へ向け、自身がやるべきことをコメントした。
ガスケとジョコビッチの試合は、日本時間7月10日の21時に開始する予定で、センターコートの第1試合に組まれている。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>ウィンブルドン対戦表<<
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