テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は1日、男子シングルス2回戦が行われ、今大会最年長である37歳の
T・ハース(ドイツ)が第7シードの
M・ラオニチ(カナダ)に0-6, 2-6, 7-6 (7-5), 6-7 (4-7)で敗れ、3回戦進出とはならなかった。
【会場でしか買えない 全英タオル】この試合、ハースはビッグサーバーのラオニチに29本のサービスエースを決められた。
第1セットでハースは、ファーストサービスのポイント獲得率が22パーセントと低く、セカンドサービス時は1ポイントも取ることが出来ず、3度のブレークを許してこのセットを落とす。
その後、第2セットも落として後がなくなったハースだが、サービスの調子を上げてタイブレークへ持ち込み、ラオニチのフォアハンドのストロークミスで第3セットを奪う。
第4セットでハースは、第12ゲームでラオニチに3度のマッチポイントを与えてしまうが、それをすべてしのいでタイブレークに持ち込んだが、最後はラオニチにバックハンドウィナーを決められ、逆転勝利とはならなかった。
現在37歳のハースは右肩の怪我に苦しめられ、昨年の全仏オープン後に4度目の手術を受けた。そして、今年6月のメルセデス・カップで約1年ぶりにツアー復帰。
今大会の1回戦では、
D・ラヨビッチ(セルビア)を下し初戦突破を果たした。この勝利により、ハースは1991年のウィンブルドンで、
J・コナーズ(アメリカ)が38歳で勝利を飾って以来となる最年長で勝利をものにした選手となった。
しかし、2回戦ではラオニチに敗れて、3回戦進出とはならなかった。
勝利したラオニチは、3回戦で第26シードの
N・キリオス(オーストラリア)と対戦する。
>>ウィンブルドン対戦表<<

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