テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は1日、男子シングルス2回戦が行われ、昨年同大会で8強入りを果たした第26シードの
N・キリオス(オーストラリア)が、
J・モナコ(アルゼンチン)を7-6 (7-5), 6-3, 6-4のストレートで下した。2回戦では、第7シードでビッグサーバーの
M・ラオニチ(カナダ)と対戦する。
【会場でしか買えない 全英タオル】この試合、ビッグサーバーのキリオスは4度のダブルフォルトを犯すも16本のサービスエースを決め、39本のウィナーを決めた。
第1セットは、お互いブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開し、タイブレークへ。モナコのフォアハンドミスでキリオスが第1セットを先取。
第2・第3セットでも安定したサービスゲームを展開、2度のブレークに成功したキリオスが1時間40分で勝利を決めた。
20歳のキリオスは、昨年のウィンブルドン4回戦で
R・ナダル(スペイン)を破ってグランドスラム初のベスト8進出を決め、その名を世界に知らしめた。
今回の1回戦では、第1セットの第6ゲーム時にキリオスはボールボーイにボールを戻そうとするも、誤って線審の頭にボールを当ててしまうハプニングが起き、その後キリオスは笑顔で線審にラケットを上げて謝罪する場面があった。
3回戦でキリオスは、第7シードで同じくビッグサーバーのラオニチと激突する。
両者は昨年同大会の準々決勝でも対戦しており、その時はラオニチが勝利している。
今回キリオスは、昨年ラオニチに敗れたリベンジを狙う。
>>ウィンブルドン対戦表<<

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