テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会2日目の30日に行われるシングルス1回戦に、大会最多8度目の優勝を狙う第2シードの
R・フェデラー(スイス)、2013年覇者の
A・マレー(英国)、2度の優勝を誇る第10シードの
R・ナダル(スペイン)、さらに日本勢男子から予選を勝ち抜いた
杉田祐一(日本)、日本勢女子から
奈良くるみ(日本)と
土居美咲(日本)が登場する。
【会場でしか買えない 全英タオル】同大会7度の優勝を誇るフェデラーは、1回戦で世界ランク88位の
D・ズムル(ボスニア)と対戦する。
両者は今年の全仏オープンで1度だけ対戦しており、その時はフェデラーがストレートで退けた。
33歳のフェデラーは、今年のウィンブルドンで歴史を塗り替えようとしている。フェデラーはこれまでウィンブルドンでは7度の優勝があるが、それは
P・サンプラス(アメリカ)、1880年代のW・レンシャウに並んでいる。今年の優勝でそれを抜きウィンブルドン最多優勝回数で単独1位となる8度の優勝を狙う。
同日には2013年覇者のマレー、2度の優勝を誇る第10シードのナダルも登場。
マレーは1回戦で世界ランク59位の
M・ククシュキン(カザフスタン)と、ナダルは世界ランク42位の
T・ベルッチ(ブラジル)と対戦する。
今回のウィンブルドンでは、シードとして出場した2005年以降(2009年の欠場は除く)で最も低い第10シードとなったナダル。
初戦で対戦するベルッチとは過去に4度対戦し、対戦成績は4勝0敗でナダルが全勝しており、どの対戦も1セットも落とさずストレートで勝利している。
また、日本勢男子からは予選3試合を勝ち上がった杉田祐一、女子から奈良くるみと土居美咲が登場する。
杉田祐一は1回戦で
B・カブチッチ(スロベニア)、奈良くるみは
M・リネッタ(ポーランド)、土居美咲は第17シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)と対戦する。
>>ウィンブルドン男子対戦表<<
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