テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は29日、男子シングルス1回戦が行われ、四大大会初優勝を狙う第5シードの
錦織圭(日本)が世界ランク55位の
S・ボレッリ(イタリア)との6-3, 6-7 (4-7), 6-2, 3-6, 6-3の3時間22分にも及んだフルセットを制した。試合後の会見で錦織は2回戦で対戦する
S・ヒラルド(コロンビア)についてコメントした。
【会場でしか買えない 全英タオル】ボレッリとの激闘を制した錦織は「ホッとしたのが一番」と語った。
「ストロークもサーブもベストではなかったが、よかった。相手も良いプレーヤーなので、タフな試合になるとわかっていたが、最後集中力をかけて勝ててよかった。」と試合を振り返った。
2回戦で錦織は世界ランク60位のヒラルドと対戦する。
錦織とヒラルドは過去に7度対戦しており、対戦成績は6勝1敗で錦織がリードしている。
対戦成績では分がある錦織だが、ヒラルドについて「フラットで打ってくるのがうまいので、注意してやっていきたい」とコメントしている。
ボレッリとの1回戦で、第3セットの第3ゲームを終えた時点で左足ふくらはぎの治療を受けるシーンもあり、 足の怪我に不安が残る錦織。
今大会にはコーチの
M・チャン(アメリカ)が帯同していないが、
松岡修造(日本)以来の日本人男子20年ぶりのベスト8進出へ向け、まずは苦しみながらも2回戦進出を決めた。
(コメントはウィンブルドン公式フェイスブックから抜粋)
>>ウィンブルドン男子対戦表<<
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