男子テニスツアーのメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝)は14日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が第8シードの
V・トロイキ(セルビア)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで下し、約4ヶ月ぶり今季2度目の優勝、キャリア通算66勝目を達成した。
第1セット、両者ブレークを許さない緊張感があるサービスゲームが続く中、タイブレークで集中力を高めたナダルが最後9本目のサービスエースを決めて、このセットを先取。
第2セットに入っても試合の主導権をトロイキに渡さなかったナダルが第4ゲームで、この試合初のブレークに成功。最後はスマッシュを決めて優勝を飾った。
今回の優勝は2月のブエノスアイレス大会以来 、約4ヶ月ぶりのタイトル獲得となった。マドリッド・マスターズでは決勝で
A・マレー(英国)に敗れ準優勝、全仏オープンでは準々決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に完敗で6連覇と10度目の優勝を阻まれていた。
ナダルは15日からのAEGON選手権に第5シードで出場する予定。1回戦で
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。
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