男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝)は14日、シングルス予選2回戦が行われ、予選第8シードの
伊藤竜馬(日本)は予選第3シードの
J・ニエミネン(フィンランド)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、惜しくも本戦入りとはならなかった。この結果、今大会は日本から
錦織圭(日本)のみの本戦出場となった。
本戦入りをかけた予選2回戦、伊藤竜馬は第1セットでファーストサービスが入った時に80パーセントの高い確率でポイントを獲得。しかし、ニエミネンに1ブレーク許してしまい、第1セットを落とす。
第2セットに入るとニエミネンのサービスゲームで1度もブレークチャンスを握ることが出来ず、第1セットに続く1度ブレークされてしまい、59分で敗れた。
予選1回戦では
R・ハリソン(アメリカ)をストレートで破り、ニエミネンとの予選2回戦へ駒を進めていた。
伊藤竜馬に勝利した33歳のベテラン ニエミネンは、現在の世界ランクを91位とするも、2006年には自己最高の13位を記録。2005年の全米オープンではベスト8進出を果たしており、キャリア通算2度のツアー優勝を飾っている。
本戦に第2シードで出場の錦織は、1回戦で世界ランク30位の
D・ティエム(オーストリア)と対戦する。
■関連ニュース■
・竜馬 健闘するも攻略ならず・大金星の伊藤「本当に嬉しい」・錦織、伊藤と練習していた
■最新ニュース■
・錦織 初戦勝てば危険な相手か・厳しい組合せのフェデラー・BIG4脅かす30歳スタンの存在