男子テニスツアーのトップシェルフオープン男子(オランダ/スヘルトヘンボシュ、芝)は8日、男子シングルス予選3回戦の決勝が行われ、世界ランク106位の
伊藤竜馬(日本)が同185位の
J・ヘルニチ(チェコ共和国)を6-4, 6-4のストレートで下し、本戦進出を決めた。
伊藤竜馬は試合を通して、ヘルニチに3度のブレークを許すも、それを上回る5度のブレークに成功。自身のサービスゲームではファーストサービスを67パーセントの確率で入れて試合の主導権を渡さずに1時間25分で勝利、本戦出場を果たした。
予選に第4シードとして出場した伊藤竜馬、1回戦で主催者推薦出場の
P・ベッセル(オランダ)、2回戦で
M・レイド(オーストラリア)、決勝でJ・ヘルニチをいずれもストレートで勝利し、予選を勝ち抜いている。
本戦1回戦では、世界ランク93位の
R・ベランキス(リトアニア)と対戦。また、勝ち進むと第5シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)と顔を合わせる。
伊藤竜馬は、2012年の同大会に出場しており、その時は準々決勝で
B・ペール(フランス)に敗れた。
今大会の上位シードは、第2シードにD・ゴフィン、第3シードに
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第4シードに
G・ガルシア=ロペス(スペイン)、第5シードにカルロビッチ、第6シードに
A・マンナリノ(フランス)、第7シードに
F・ベルダスコ(スペイン)、第8シードに
J・ソウサ(ポルトガル)、第9シードに
V・ポスピシル(カナダ)。
また、全仏オープン準々決勝で
錦織圭(日本)を下した
JW・ツォンガ(フランス)が第1シードとして出場予定であったが、今大会出場を辞退している。
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