7日まで行われていたテニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)男子シングルス決勝で世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)を下し、全仏初制覇を果たした
S・ワウリンカ(スイス)は、6月29日から始まるウィンブルドンへ向けて、自身の現状を述べた。
ワウリンカはウィンブルドンへ向けて、その前哨戦であるAEGONノッティンガム・オープン男子へ向かう前に、自宅へ戻り少しリラックスする予定でいる。
「これがテニスの良い所でもあり、悪い所でもある。良い所は、試合に負けてもまた次の週には大会があり、勝って優勝するチャンスがもらえる。でももし優勝すると、また次の大会がすぐにあるから、その優勝を喜んでいる時間があまりないんだ。」と、ツアーの現実を語っていた。
しかし、次の大会の結果がどうであれ、グランドスラムを2度優勝した選手である事は今後一生変わらない。
ワウリンカは「自分がそんな選手なんだというのは、何か不思議なものさ。とても不思議な気分だけど、最高の気分だね。」と自身の素直な気持ちをコメントしていた。
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