テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は3日、男子シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
A・マレー(英国)が生涯グランドスラムを狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)との準決勝進出を決めた。マレーはこの日、第7シードの
D・フェレール(スペイン)を7-6 (7-4), 6-2, 5-7, 6-1で下し、2年連続の4強入り、さらに連勝記録を15に伸ばした。
フェレールから初めてクレーで勝利したことについて「難しい試合だったけど、第1セットが鍵だった。第3セットを落としてからは、トイレット・ブレークをとったりして、集中を取り戻した。マッチポイントを逃してがっかりもしたけれど、なんとか勝利出来た。」と、試合を振り返った。
勝利したマレーは、同じく初全仏制覇を狙う今季クレー無敗の第1シード王者ジョコビッチと対戦する。
ジョコビッチ戦については「大変な試合になると思うが、ベストを尽くすだけ。ジョコビッチは対ナダル戦で完璧な試合を見せた。最高の挑戦になると思う。楽しみだ。」とジョコビッチ戦へ向け、前向きな姿勢を覗かせた。
両者は過去に26度対戦しており、対戦成績はマレーから見て8勝18敗。
今季は全豪オープンの決勝で対戦してから、インディアンウェルズ、マイアミと3度対戦しているが、いずれもジョコビッチが勝利している。
マレーが最後ジョコビッチに勝利したのは2013年のウィンブルドン決勝。
マレーとジョコビッチは、共に今季のクレーシーズンは無敗で、好調を維持して今大会に臨んできており、全仏初制覇を狙う両者の対戦は注目の一戦となる。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>全仏オープンドロー表<<
■関連ニュース■
・マレー ジョコ戦へ・自画自賛マレー「過去最高」・ジョコ「ラファをリスペクト」
■最新ニュース■
・先見据える錦織「全英へ準備」・修造感涙「心を打たれた」・錦織撃破のツォンガ大の字