テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)男子シングルス準々決勝で、第5シードの
錦織圭(日本)が第14シードの
JW・ツォンガ(フランス)に1-6, 4-6, 6-4, 6-3, 3-6とフルセットの接戦の末に敗れ、準々決勝で姿を消した。錦織の活躍に対し、
松岡修造(日本)は自身の公式ブログで悔しさを表し、同時に錦織にエールを送った。
「悔しいです。残念です。辛いです。」と、修造は悔しさを露わにしていた。
今大会で錦織は、1回戦から全てストレート勝利で82年ぶりの準々決勝進出。錦織にとっては、グランドスラム初のタイトル獲得が狙えるチャンスだったからだ。
ツォンガとの対戦、錦織は2セットダウンとなるも、諦めることなく果敢に戦い続け、2セット巻き返してファイナルセットに持ち込んだ。
錦織のプレーに対して修造は「試合中、圭の諦めない姿に心を打たれた。感極まった。夜中涙が止まらなかった・・・」と述べていた。
また、錦織の幼少時代を知る修造は「11歳の頃、シャイで人前では思いを伝えることができなかった選手が、あの雰囲気の中で、何度も何度もガッツポーズを作って自分を奮い立たせ戦っている・・・これだけでも僕にとっては奇跡です。」と綴り、「圭ありがとう!」と日本のテニスファンに感動を与えた錦織に対して、感謝の気持ちを表していた。
修造は早くも、6月末から始まるグランドスラムであるウィンブルドンに向けて「次は芝のシーズンが始まります。気持ちを切り替えていくしかない。」と先を見据えたコメントをした。
>>全仏オープンドロー表<<
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