テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は31日、男子シングルス4回戦が行われ、第8シードの
S・ワウリンカ(スイス)が第12シードの
G・シモン(フランス)を6-1, 6-4, 6-2のストレートで下し、同大会2年ぶり2度目のベスト8進出を決めた。
両者は今回が5度目の対戦となり、ワウリンカはシモンとの対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。
この試合、ワウリンカは得意の片手バックハンドが好調で、フットワークに定評があるシモンを圧倒。42本の凡ミスを犯すも34本のウィナーを決め、シモンのサービスゲームでは6度のブレークに成功し、ワウリンカがストレート勝ちをおさめた。
大会初の4強入りをかけてワウリンカは準々決勝で、第2シードの
R・フェデラー(スイス)と第13シードの
G・モンフィス(フランス)の勝者と対戦する。フェデラーとモンフィスの4回戦はセットカウント1-1の時点で日没順延となっている。
過去同大会でワウリンカは、2013年の全仏オープンで
R・ガスケ(フランス)を破り大会初のベスト8進出を果たしている。その時は準々決勝で
R・ナダル(スペイン)に敗れた。
また、昨年は初戦で
G・ガルシア=ロペス(スペイン)にまさかの敗戦を喫していた。
今大会は1回戦で
M・イルハン(トルコ)、2回戦で
D・ラヨビッチ(セルビア)、3回戦で
S・ジョンソン(アメリカ)を下して4回戦まで勝ち進めてきた。
>>全仏オープン男子ドロー表<<
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