テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)で大会初のベスト8進出、さらに四大大会初のタイトル獲得を狙う第5シードの
錦織圭(日本)は、4回戦で世界ランク74位
T・ガバシュビリ(ロシア)と対戦する。もし錦織が4回戦を突破すると、準々決勝では第4シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)か第14シードの
JW・ツォンガ(フランス)と顔を合わせる組合せ。
錦織がベルディヒと対戦する場合は通算5度目の激突。過去、錦織は対ベルディヒ戦を3勝1敗と勝ち越している。
また、ツォンガ戦となった時は通算6度目の顔合わせ。過去の対戦は錦織から見て4勝1敗。
ガバシュビリに勝利した場合、錦織にとって準々決勝の相手であるベルディヒとツォンガのどちらが勝ち上がってきたとしても、過去の対戦成績では相性が良い。
ボトムハーフの上半分に位置する錦織、ガバシュビリ、ベルディヒ、ツォンガの4選手。
特に錦織とガバシュビリのブロックはシード勢が相次いで早期敗退した。第11シードの
F・ロペス(スペイン)は初戦で姿を消し、第19シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と第32シードの
F・ベルダスコ(スペイン)は2回戦敗退。
また、ボトムハーフの下半分は第2シードの
R・フェデラー(スイス)、第8シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第12シードの
G・シモン(フランス)、第13シードの
G・モンフィス(フランス)の4選手が勝ち上がってきている。
さらにボトムハーフの真反対であるトップハーフの上半分は第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第6シードの
R・ナダル(スペイン)、第20シードの
R・ガスケ(フランス)、今大会台風の目となっているノーシードの
J・ソック(アメリカ)がベスト16へ進出。
大会開幕から話題なのが、ジョコビッチとナダルの準々決勝。両者は過去43度対戦しており、全仏オープンだけでも6度顔を合わせている。同大会だけで見るとナダルが6戦全勝。
トップハーフ下半分は、第3シードの
A・マレー(英国)、第7シードの
D・フェレール(スペイン)、第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)、快進撃と続ける地元
J・シャーディ(フランス)が4回戦進出を決めている。
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