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錦織「タフな試合」乗り切る

テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は27日、男子シングルス2回戦が行われ、第5シードの錦織圭(日本)が四大大会初優勝に向けて一歩前進した。世界ランク40位のT・ベルッチ(ブラジル)に7-5, 6-4, 6-4のストレート勝ちで2年ぶりの3回戦進出。試合後、錦織は2回戦を振り返った。

「タフな試合を勝ててホッとしています。彼(ベルッチ)はクレーで強い選手だったので、ちょっと緊張はありました。」

世界トップ5の錦織はセンターコートのフィリップ・シャトリエで、サウスポーのベルッチに苦戦した。

対戦したベルッチは、今大会前の前哨戦で優勝し、勢いに乗ったまま全仏入り。特にクレーコートを得意としており、これまでのツアー4勝は全てクレーコートでの優勝。

錦織は「長いストローク戦になるのはわかっていたので、なるべく前に出たり、ショートクロスだったり、いつもより変化を加えるように意識した。」と、コメント。

2回戦、錦織はベルッチの強烈なストロークにおされるも、第1セットをとってからはサーブ&ボレーやドロップショットを織り交ぜるなど、シードの貫録をみせた。

「どちらに転がってもおかしくない1セット目だった。ギリギリブレーク出来て、1セット目をとれた事が大きなリズムに繋がった。」

試合を通して57パーセントの確率でファーストサービスを入れ、54本中44本をポイントに繋げた。凡ミスは30だった。

以前までは錦織自身も苦手意識があったクレーコートについて「クレーでのディフェンス力も上がっている。」と語っているように、今季はバルセロナ大会で2連覇、マドリッド・マスターズでベスト4、ローマ・マスターズでベスト4と確実に結果を残している。

錦織は、今大会1回戦で元世界ランク12位のP・H・マチュー(フランス)をストレートで下し、今回ベルッチに勝利して2年ぶりの3回戦進出を決めた。

3回戦では第32シードのF・ベルダスコ(スペイン)を大接戦の末に破った世界ランク48位のB・ベッカー(ドイツ)と対戦する。

ベッカー戦に向けては「ゆっくりしてから考えます。しっかり準備して頑張ります。」と、錦織。

グランドスラムでは昨年の全米オープン決勝進出が自己最高成績。今年は昨年より良い状態で全仏オープンに挑めている錦織は、今大会で四大大会初のタイトル獲得を狙う。

(コメントはWOWOWから抜粋)

【錦織圭 全仏オープン戦歴】

<2014年>
・1回戦 敗退 M・クリザン(スロバキア) 6-7 (4-7), 1-6, 2-6

<2013年>
・1回戦 勝利 J・レヴィン(アメリカ) 6-3, 6-2, 6-0
・2回戦 勝利 G・ゼミヤ(スロベニア) 6-1, 5-7, 6-1, 6-4
・3回戦 勝利 B・ペール(フランス) 6-3, 6-7 (3-7), 6-4, 6-1
・4回戦 敗退 R・ナダル(スペイン) 4-6, 1-6, 3-6

<2011年>
・1回戦 勝利 ルー・イェンスン(台湾) 6-1, 6-3, 6-4
・2回戦 敗退 S・スタコフスキ(ウクライナ) 1-6, 6-3, 3-6, 6-7 (3-7)

<2010年>
・1回戦 勝利 S・ヒラルド(コロンビア) 2-6, 4-6, 7-6 (7-3), 6-2, 6-4
・2回戦 敗退 N・ジョコビッチ(セルビア) 1-6, 4-6, 4-6

<2008年>
・予選1回戦 勝利 J・M・アラングレン(アルゼンチン) 1-6, 6-3, 6-2
・予選2回戦 敗退 S・グロイル(ドイツ) 2-6, 5-7

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(2015年5月27日22時56分)

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