テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は26日、男子シングルス1回戦が行われ、元世界ランク9位の
N・アルマグロ(スペイン)が
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)を6-3, 2-6, 6-4, 7-6 (8-6)で下し、第6シードの
R・ナダル(スペイン)との2回戦に駒を進めた。
両者は今回が5度目の対戦となり、アルマグロはドルゴポロフとの対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。
この試合、アルマグロは落とした第2セット以外は、ファーストサービスのポイント獲得率が70パーセント以上で、第1セットでは1度、第3セットでは2度のブレークに成功した。
第4セットでは、両者サービスキープが続きタイブレークへ。このセットだけで21本のウィナーを決めたアルマグロが、最後ドルゴポロフのフォアハンドのストロークミスでタイブレークの8-6で制した。
元世界ランク9位のアルマグロは、過去同大会で2008・2010・2012年と3度ベスト8進出を果たしているが、いずれもクレーキング・ナダルに敗れて4強入りを逃している。
2回戦で対戦するナダルとは過去に13度対戦しており、対戦成績は1勝12敗とアルマグロが大きく負け越している。
アルマグロが唯一勝利したのは、昨年のバルセロナ・オープンとなっており、今季は2度対戦しているが、共にナダルがストレートで退けている。
>>全仏オープン男子ドロー表<<
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