男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は15日、男子シングルス準々決勝が行われ、第5シードの
錦織圭(日本)と世界ランク1位で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)の試合は、ゲームカウント3-6で錦織が第1セットを落とした。
第1ゲーム
ジョコビッチのサービスゲームから始まった第1セット、3ポイント連続でジョコビッチがサービスでポイントを獲得。1ポイント返した錦織だが、最後は錦織のバックリターンがネットにかかり、ジョコビッチがサービスキープ。
第2ゲーム
ジョコビッチにボレーを決められるも、錦織がフォアのダウンザラインを決め、40-15とする。しかし、ジョコビッチが錦織を左右に揺さぶって走らせる展開を作り、錦織はジョコビッチのボレーを返しきれずデュースとなり、ジョコビッチに早くもブレークを許してしまう。
第3ゲーム
錦織の深いショットをジョコビッチが返しきれず、錦織が30-15とポイントリード。しかし、ここでしっかりサービスを入れてきたジョコビッチが2ポイント連取し、最後は錦織のバックハンドがネットにかかってジョコビッチがキープ。
第4ゲーム
錦織はストロークミスを2本し、ジョコビッチにポイントリードされるがウィナーを決めて30-30にする。その後はジョコビッチのリターンがアウトし、ラリー戦ではジョコビッチのフォアハンドがネットにかかって錦織がキープする。
第5ゲーム
錦織が0-30とポイントリードするも、ジョコビッチが錦織走らせる展開で攻め、錦織は2本連続でストロークをネットにかけて30-30となる。その後はジョコビッチのバックのドロップショットがネットにかかってデュースとなるも、錦織のリターンが大きくアウトして、最後はセンターにサービスエースを決められてジョコビッチがキープ。
第6ゲーム
錦織はジョコビッチ相手に力が入っているのか、ストロークのミスが目立ち、ジョコビッチにブレークチャンスを与えるも、最後はサービスエースを決めてキープする。
第7ゲーム
ジョコビッチが難なくサービスキープ。
第8ゲーム
ジョコビッチのミスにより、錦織が何とかサービスキープ。
第9ゲーム
錦織は15-40でブレークチャンスを握るも、ジョコビッチのフレームショットやリターンの凡ミスなどでチャンスを失い、第1セットを落とした。
両者は今回が6度目の対戦となる。
錦織とジョコビッチの勝者は、準決勝で第7シードの
D・フェレール(スペイン)と対戦する。
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