男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は14日、男子シングルス3回戦が行われ、第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)が
F・フォニュイーニ(イタリア)を6-3, 3-6, 7-6 (7-2)のフルセットの末に下し、準々決勝進出を決めた。
両者は今回が4度目の対戦となり、ベルディヒはフォニュイーニとの対戦成績を2勝2敗とした。
この試合、ファーストサービスの調子が良くなかったベルディヒだが、フォアハンドのダウンザラインを決めてマッチポイントを迎えると、最後はしっかりサービスを入れ、フォニュイーニのバックのリターンがアウトして2時間34分の接戦の末、ベルディヒが勝利をおさめた。
準々決勝でベルディヒは、第2シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する。
ベルディヒとフェデラーは、過去に19度対戦しており、対戦成績はベルディヒから見て6勝13敗。
最後にベルディヒがフェデラーに勝利したのは、2013年のドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子となっており、その後は2連敗している。
世界ランク5位のベルディヒは、今季はまだタイトル獲得に至っていないが、今大会含め9大会に出場しており、出場した9大会すべてベスト8進出、さらに3大会は決勝進出と好調を維持している。
過去同大会では2013年に準決勝で
R・ナダル(スペイン)に敗れるも、準々決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を破ってベスト4進出を果たしている。
一方、敗れたフォニュイーニは、今大会2回戦で地元観客の声援を受け第10シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)をフルセットの末に破って3回戦進出を決めるも、好調のベルディヒを破ることは出来なかった。
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