女子テニスツアーのWTAプレミア大会であるBNLイタリア国際女子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額2,183,600ユーロ/優勝賞金400,250ユーロ)は14日、女子シングルス3回戦が行われ、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が予選勝ち上がりの
C・マーケイル(アメリカ)との対戦を前に右肘の怪我で棄権を申し入れ、準々決勝進出とはならなかった。
セリーナは今大会、初戦となる2回戦で
A・パブリュチェンコワ(ロシア)を下しての勝ち上がりとなったが、同胞のマーケイルとの対戦を前に棄権を余儀なくされた。
《同大会2回戦の記事はこちら》その怪我を最初に感じたのは先週のムチュア・マドリッド・オープンで、その大会でセリーナは準決勝で
P・クヴィトバ(チェコ共和国)に敗れて決勝進出を逃していた。
過去同大会でセリーナは、2002年に大会初優勝を飾っており、その後は2013年と2014年で大会2連覇を果たしている。今回は大会3連覇を狙っていたが、姿を消すこととなった。
また、同日行われたシングルス3回戦では、第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が第14シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)を6-2, 6-1のストレート、第3シードの
M・シャラポワ(ロシア)が予選勝ち上がりの
B・ヨバノフスキ(セルビア)を6-3, 6-3のストレートで下している。
さらに、第4シードのクヴィトバが第16シードの
J・ヤンコビッチ(セルビア)を6-3, 6-2のストレート、
V・アザレンカ(ベラルーシ)が
I・C・ベグ(ルーマニア)を6-4, 5-7, 6-1のフルセットで下し、それぞれベスト8進出を決めている。
第6シードの
E・ブシャール(カナダ)は、第10シードの
C・スアレス・ナバロ(スペイン)に7-6 (7-2), 5-7, 6-7 (7-9)と3時間を超える大接戦の末に敗れ、3回戦で姿を消すこととなった。
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