女子テニスのマイアミ・オープン女子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は1日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が第27シードの
S・リシキ(ドイツ)を7-6 (7-4), 1-6, 6-3のフルセットの末に下し、ベスト4進出を決めたと同時にキャリア通算700勝を達成した。
両者は今回が4度目の対戦となり、セリーナはリシキとの対戦成績を3勝1敗とした。
この試合、第1セットの第7ゲームでセリーナのストロークがアウトしてリシキにブレークを許し、ラケットを地面に叩きつける場面もあった。その後サービングフォーザセットとなった第12ゲームでセリーナがブレークに成功し、最後はリシキがダブルフォルトを犯してセリーナがタイブレークの末に第1セットを先取した。
しかし、その後セリーナはミスを連発して第2セットを落とすが、しっかり立て直して最後はリシキのリターンがアウトしてセリーナが2時間1分で勝利をおさめた。
準決勝でセリーナは、第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。
セリーナは過去同大会で、2002・2003・2004・2007・2008・2013・2014年と大会史上最多となる7度の優勝を誇っている。今年は大会2度目の3連覇を狙う。
今回セリーナは、リシキに勝利したことにより、史上8人目の快挙となるキャリア通算700勝を達成した。また、歴代1位は
M・ナブラチロワ(アメリカ)の1442勝となっている。
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