女子テニスのマイアミ・オープン女子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は31日、シングルス準々決勝が行われ、第12シードの
C・スアレス・ナバロ(スペイン)が第16シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)を0-6, 6-1, 7-5の逆転で下し、大会初のベスト4進出を決めた。
両者は今回が5度目の対戦で、スアレス・ナバロはヴィーナスとの対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。
ヴィーナスのサービスゲームから始まったこの試合、第1セットはヴィーナスが強烈なストロークでウィナーを決め、スアレス・ナバロを寄せ付けないプレーで1ゲームも与えずにヴィーナスが先取する。
しかし、第2セットをゲームカウント6-1で取り返したスアレス・ナバロは、第3セットでヴィーナスに先行されるも追いつき、最後はヴィーナスがストロークをネットにかけてスアレス・ナバロが逆転勝利をおさめた。
準決勝でスアレス・ナバロは、第9シードの
A・ペトコビッチ(ドイツ)と対戦する。
昨年同大会でスアレス・ナバロは、4回戦で
N・リー(中国)に敗れてベスト8進出を逃しており、今回は大会初のベスト4進出を果たした。
スアレス・ナバロは今シーズン、全豪オープン以外で出場した6大会すべてベスト8以上の成績を残しており、2月に行われたBNPパリバフォルティス・ダイアモンド・ゲームズでは決勝まで勝ち進むも、スアレス・ナバロが棄権を申し入れたため準優勝となった。
さらに、前回発表された世界ランキングでは、自己最高位となる12位に浮上しており、好調を維持している。
また、同日行われたシングルス準々決勝では、第9シードのペトコビッチが第14シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)を6-4, 6-2のストレートで下してベスト4進出を決めた。
現地時間1日に行われるトップハーフのシングルス準々決勝では、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が第27シードの
S・リシキ(ドイツ)と、第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が
S・スティーブンス(アメリカ)とベスト4進出をかけて対戦する。
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