男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は31日、シングルス4回戦が行われ、第22シードの
J・イズナー(アメリカ)が第5シードの
M・ラオニチ(カナダ)を6-7 (3-7), 7-6 (8-6), 7-6 (7-5)の逆転で下し、第4シードの
錦織圭(日本)が待つ準々決勝に進んだ。
この試合、イズナーは25度のサービスエース、ラオニチは13度のサービスエースを決め、イズナーは1度、ラオニチは3度のブレークチャンスを掴むも両者ブレーク出来ず全てのセットでタイブレークまでもつれた。
第1セットのタイブレークではラオニチに2度のミニブレークを許し落とす。
第2セットのタイブレークでは2、3ポイントで先にミニブレークを許すが4、8、13ポイントでミニブレークに成功し、最後はフォアハンドのスイングボレーを決め追いつく。
ファイナルセットのタイブレークでは、両者サービスキープが続くが終盤10ポイント目、ラオニチがフォアハンドをネットにかけイズナーがミニブレークに成功しこのリードを守り2時間43分の激戦を制した。
獲得ポイント数もラオニチが116ポイントに対し、イズナーは117ポイントで勝利した。
両者は3度目の対戦で、イズナーはラオニチに3戦全勝とした。
勝利したイズナーは準々決勝で第18シードの
D・ゴファン(ベルギー)を6-1, 6-2で下した第4シードの錦織と対戦する。
錦織とイズナーは今回が初対戦となる。
イズナーは同大会8年連続出場で初めてのベスト8進出で、今大会は2回戦で17歳のA・ルブレフ(ロシア)、3回戦で第9シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を下して勝ち上がり、マスターズ初タイトルと昨年7月に行われたアトランタ・オープン以来の優勝を狙う。
両者の対戦は現地2日を予定している。
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