女子テニスのマイアミ・オープン女子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は28日、シングルス3回戦が行われ、
奈良くるみ(日本)は主催者推薦で出場した
D・ガブリロワ(ロシア)に0-6, 6-7 (5-7)のストレートで敗れ、4回戦進出を逃した。
奈良は第1セット、ファーストサービスの確率が86パーセントと高いもガブリロワにリターンで攻められ、自身のサービスゲームでわずか7ポイントしか取ることができず、6度のブレークチャンスから3度のブレークを許す。
第2セットではブレーク合戦となり、両者3度のブレークからタイブレークにもつれるが、タイブレークで競り負け1時間21分で敗れた。
両者は2度目の対戦で、奈良はガブリロワに1勝1敗とし、前回対戦した2011年全米オープン予選1回戦では奈良がストレートで勝利していた。
ガブリロワは21歳で世界ランクは97位で自己最高位を更新中。今大会では2回戦で第2シードの
M・シャラポワ(ロシア)を下す金星をあげ勝ち進んでいる。
勝利したガブリロワは4回戦で第14シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)と対戦する。
奈良は同大会2年連続2度目の出場で、昨年は本戦から出場するも2回戦でシャラポワに敗れており、初の3回戦進出となっている。
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