男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は28日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
錦織圭(日本)が元世界ランク8位の
M・ユーズニー(ロシア)を6-2, 6-1のストレートで下して3回戦進出を決め、マスターズ初のタイトル獲得へ向け前進した。
両者は今回が2度目の対戦となり、錦織はユーズニーとの対戦成績を1勝1敗とした。
ユーズニーのサービスゲームから始まったこの試合、第1セットの第1ゲームから錦織にブレークチャンスがきていたが、ここはユーズニーがキープ。
しかし、第3ゲームでも錦織にブレークチャンスが訪れ、2度目のチャンスでユーズニーがネットしてブレークに成功する。
さらに第7ゲームでもユーズニーのストロークがアウトし、この試合2度目のブレークに成功。ゲームカウント5-2と大きくリードする。
錦織は自身のサービスゲームで、サーブ&ボレーやウィナーを決め、ユーズニーにブレークチャンスを与えることなく難なくサービスキープし、第1セットを先取。
第2セットでは、ユーズニーの2本連続ダブルフォルトで始まり、0-40と錦織にブレークチャンスが訪れる。しかし、ユーズニーが3本しのいでデュースとなるも、5度目のチャンスでユーズニーのバックハンドがネットにかかりブレークに成功する。
その後、第5ゲームでもブレークに成功した錦織は、最終ゲームとなった第7ゲームで5度目のマッチポイントで勝利を決めた。
勝利した錦織は、3回戦で第32シードの
V・トロイキ(セルビア)と
S・ボレッリ(イタリア)の勝者と対戦する。
錦織は昨年同大会で
G・ディミトロフ(ブルガリア)、4回戦で
D・フェレール(スペイン)を下し、準々決勝では
R・フェデラー(スイス)を破り大会初のベスト4進出を果たしたが、
N・ジョコビッチ(セルビア)との準決勝は左足の付け根の負傷により棄権し、決勝進出を逃していた。
《錦織がフェデラー下す番狂わせ》
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