男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)にマスターズ初の第4シードとして出場する
錦織圭(日本)が、自身の公式ブログに先日行われたBNPパリバ・オープン男子、今大会について綴った。
BNPパリバ・オープン男子では、3回戦で
F・ベルダスコ(スペイン)に勝利して大会初の4回戦進出を決めるも、4回戦で
F・ロペス(スペイン)に敗れてベスト8入りを逃した。
「毎年少しずつですが結果はでてきています。それでもまだまだ満足いく内容にはなってない。どうしてもインディアンウェルズではしっくりした感触が得られません。」
「とても遅いコートとここのボールもあまり好きではなく、ドライで少し高地でもあるのでボールが飛びやすい。試合をこなしながら感覚は良くなりつつあったのですが、とても最高にはほど遠かったです。」とBNPパリバ・オープンを振り返った。
《BNPパリバ・オープンの記事はこちら》また、今大会については「感覚は徐々にですが良くなってきています。コートも少し早めでボールは先週と一緒なのでニューボールの時はかなり重く、いつもより少し押すイメージももってラケットを振らないといけません。」と綴った。
さらに初戦となる2回戦で対戦する
M・ユーズニー(ロシア)については「土曜日の2回戦はユーズニーとです。たぶん久しぶりの対戦です。トリッキーなプレーもあるので作戦をしっかり立てて臨みます!」と意気込みを綴った。
両者は今回が2度目の対戦となる。過去に対戦したのは2013年のゲリー・ウェバー・オープンで、その時は錦織がフルセットの末に敗れている。
錦織と対戦する32歳のユーズニーは、現在世界ランク64位だが2008年1月に自己最高位となる8位を記録。ツアーでは10勝をあげており、最後に優勝を飾ったのは2013年のバレンシア・オープンとなっている。
錦織と上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合、錦織は3回戦で第32シードの
V・トロイキ(セルビア)、4回戦で第14シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と第19シードの
D・ゴファン(ベルギー)の勝者、準々決勝で第5シードの
M・ラオニチ(カナダ)、準決勝では昨年覇者で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する可能性がある。
錦織とユーズニーの試合は、日本時間3月28日23時50分(現地時間3月28日10時50分)から開始する予定で、グランドスタンドの第1試合に組まれている。
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