男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は13日、男子シングルス2回戦が行われ、第13シードの
JW・ツォンガ(フランス)は
D・ゴファン(ベルギー)に2-6, 6-4, 5-7のフルセットの末に敗れ、3回戦進出とはならなかった。
両者は今回が5度目の対戦となり、ツォンガとゴファンの対戦成績は3勝2敗となった。
この試合、第1セットでツォンガはゴファンに2度のブレークを許して第1セットを先取されるが、第2セットでは2度のブレークに成功してファイナルセットに持ち込む。
第3セットは、第8ゲームでツォンガがブレークに成功し、ゲームカウント5-3と大きくリードする。しかし、第9ゲームでマッチポイントが1度きていたがしのがれ、ゴファンにブレークされてしまう。
その後第10ゲームでも2度のマッチポイントがきていたが、ゴファンのネットにかかって入ったショットを返すことが出来ず、2ゲーム連取されてゲームカウント5-5とされる。
その後も両者は激しいラリー戦を繰り広げるも、最後はツォンガのバックハンドのリターンがアウトして、ツォンガが3度のマッチポイントをものに出来ず逆転され、まさかの敗戦を喫した。
過去同大会でツォンガは、2010年と2012年にベスト8進出を果たしており、昨年は3回戦で
M・ラオニチ(カナダ)に敗れて8強入りを逃した。
一方、勝利したゴファンは、先日行われたムチュア・マドリッド・オープン男子2回戦で
錦織圭(日本)と対戦し、フルセットに持ち込む接戦を演じるも、惜しくも敗れた。
《錦織 苦戦強いられるも勝利》3回戦でゴファンは、第3シードの
A・マレー(英国)と対戦する。
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