男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)に、右腕の怪我で今季はまだ大会に出場していなかった世界ランク13位の
JW・ツォンガ(フランス)が第11シードとして出場する。
昨年11月に行われた男子国別対抗戦のデビスカップの決勝戦で、スイスと対戦したフランスに祖国を代表して出場したツォンガは、その試合中に腕の痛みを訴え最終日のシングルスを欠場していた。
《デビスカップの記事はこちら》しかし、その後はオフシーズンに行われたエキシビションのインターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(IPTL)に参戦するも、右腕の怪我の回復が遅れたことから全豪オープン欠場を余儀なくされていた。
今回は公式戦では、昨年11月のデビスカップ以来の大会出場となる。
今大会のシード勢は1回戦免除のため、第11シードのツォンガは2回戦からの登場となり、2回戦では世界ランク75位の
T・スミチェク(アメリカ)と予選勝ち上がりの
A・メナンデス=マセイラ-ス(スペイン)の勝者と対戦する。
また、1月に左手首の再手術を受けた元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が、今大会で復帰する予定となっている。
デル=ポトロは2014年2月末のドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子の1回戦で、左手首の痛みが酷いということで途中棄権を申し入れ、翌月の3月にはアメリカはミネソタ州で手術を受けた。2014年シーズンはそれ以降、試合に出場していなかった。
手術後はリハビリを受け、今年1月に行われたアピア国際シドニーで約11ヶ月ぶりとなるツアー復帰を果たすも、その後行われた全豪オープンを欠場し、痛みを取り除く手術を受けてリハビリに励んでいた。
《再手術の記事はこちら》その後は先日行われたBNPパリバ・オープン男子に、再手術後初めて大会に出場する予定となっていたが欠場しており、今大会から復帰することとなった。
デル=ポトロは1回戦で
V・ポスピシル(カナダ)と対戦し、この対戦の勝者が2回戦で第9シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦することとなる。
過去同大会では、2009年に準々決勝で
R・ナダル(スペイン)を破ってベスト4を果たしている。
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