男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、賞金総額4,185,405ユーロ/優勝賞金799,450ユーロ)は6日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
A・マレー(英国)が世界ランク24位の
P・コールシュライバー(ドイツ)を6-4, 3-6, 6-0のフルセットで下し、3回戦へと駒を進めた。
マレーとコールシュライバーは今回が5度目の対戦となり、今回マレーの勝利によって対戦成績を4勝1敗とした。
第1セット、マレーはファーストサービスが入った時に71パーセントの確率でポイントを獲得し、コールシュライバーに1度のブレークを許すも、自身は2度のブレークに成功して第1セットを先取。
第2セット、マレーはコールシュライバーに2度のブレークを許して巻き返されるも、ファイナルセットでは、ファーストサービスが入ったポイントを全て獲得してコールシュライバーにブレークの隙を与えず、ゲームを通してわずか7ポイントしか与えない完璧なゲーム展開を披露し、1時間47分で勝利を手にした。
両者は3月に行われたBNPパリバ・オープン男子3回戦と先日行われたBMWオープン決勝の今季だけで2度対戦しており、その時はどちらもマレーが勝利している。
BMWオープン決勝でコールシュライバーに勝利し優勝したマレーは、自身初となるクレーコートでのタイトル獲得を果たしている。
《マレー 初クレータイトル獲得》勝利したマレーは、同日に行われた2回戦で第13シードの
G・モンフィス(フランス)を3時間超えの大接戦の末に制した主催者推薦枠で出場の
M・グラノジェルス(スペイン)と3回戦で対決する。
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