男子テニスツアーの米男子クレーコート選手権(アメリカ/テキサス州ヒューストン、クレー、賞金総額549,230ドル、優勝賞金88,800ドル)は8日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
F・ロペス(スペイン)が
S・グロス(オーストラリア)を6-3, 6-3のストレートで下し、大会3年ぶりベスト8進出を決めた。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、ロペスはファーストサービスが入った時に82パーセントと高い確率でポイントを獲得し、グロスに1度ブレークチャンスを与えるもしのいだ。さらに第1セットで1度、第2セットで2度のブレークに成功し、1時間6分で勝利をおさめた。
準々決勝でロペスは、第8シードの
S・クエリー(アメリカ)と対戦する。
過去同大会でロペスは、2012年の準決勝で
J・イズナー(アメリカ)に敗れるもベスト4進出を果たしており、昨年は2回戦で
A・ゴンザレス(コロンビア)に敗れてベスト8進出を逃していた。
ロペスは2月に行われたエクアドル・オープン・キトの決勝で、34歳の
V・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国)にフルセットの末に敗れるも準優勝を飾っており、先日のBNPパリバ・オープン男子では4回戦で
錦織圭(日本)を下してベスト8進出を果たした。
しかし、その後行われたマイアミ・オープン男子では、初戦となる2回戦で
D・ティエム(オーストリア)と対戦し、フルセットの末に敗れて3回戦進出を逃した。
《マイアミ・オープンの記事はこちら》また、ロペスと対戦する第8シードのクエリーは、同日行われたシングルス2回戦で同胞の
S・ジョンソン(アメリカ)を6-1, 4-6, 6-0で下し、準々決勝進出を決めた。
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